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内容説明
ダン・タルボット大尉は、前任地で麻薬を一掃した手腕を買われて、南カリフォルニアのリード海兵隊基地にやってきた。リードの憲兵隊組織は、無能な前任者のせいでゆるみきっていて、その立て直しが急務だった。着任早々、さっそく持ちこまれた調査依頼は、この四カ月、新月の夜に、何者かによって基地の厩舎の馬が酷使され、放置されている、というものだった。いきまいて訴えてきた乗馬指導員、リビーのいきいきとした緑の瞳に、ダンは強く惹かれる。だが、彼女はダンをぴしゃりとはねつけた。海兵隊員だった夫を訓練中の事故で失ったリビーは、その喪失感からまだ立ち直っていなかった。彼女の心を開かせるために、ダンは辛抱強く待った。だが、リビーの身には恐ろしい危険が忍び寄っていた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mum0031
3
基地厩舎の乗馬指導員のリビーと、 憲兵隊の大尉のダン。 厩舎の馬が、酷使され放置されていると訴えるリビー。 調査が進むに連れ、命の危険にさらされるリビー。 海兵隊員とは関わらないとか? 拒絶の態度や言葉…嫌みな女です。 ダンは、マゾ? 2017/12/10
akiyuki_1717
2
海軍だった夫が事故死し、軍が隠蔽しようとしたため、新海軍に不信を抱いているヒロイン。ヒーローは同じ弁護士だった妻が薬物中毒だったと分かり、更生の手を差し伸べたものの、妻との溝は埋まらず離婚しているという複雑なストーリー。ヒロインはいつか再婚したいものの海兵隊だけは御免だと、ヒロインの話を親身に聞いてくれるヒーローにひどい肘鉄を食わせ続ける。だけど、そんなに海軍に嫌気がさしてるなら、海軍の施設で働いてるのはどうなのよ?って疑問が…夫は殉職だったんだしそれなりの保証はされるんだから、設定に無理があるよね(笑)2019/10/17