シルエット・スペシャル・エディション<br> 夢は買わない

シルエット・スペシャル・エディション
夢は買わない

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784833557344
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

キャスリンはテキサスのアマリロで、ウエディングドレス作りと、理想の結婚式を演出する店「ブルーヘヴン・ウエディング」を経営している。今も十八歳のアシュリーの試着に付き合い、美しさに目を見張っていた。「このドレスはあなたにぴったりだわ」キャスリンは感動してそう言った。アシュリーは婚約指輪に見入りながら、結婚式を楽しみにしているようだ。そのとき、店の入口のドアベルがけたたましい音をたて、泥まみれのブーツをはいた背の高い男が入ってきた。彼はアシュリーをめざして歩み寄ると、いきなり言った。「お前はまだ子供じゃないか。まだ結婚するべきじゃない」アシュリーの兄で、グレイと名乗ったその男は、店のなかなのもかまわず、キャスリンにも結婚式の用意は必要ないと大声で言いつける。互いの意見を言い合うばかりで、決して折れようとしない兄妹に、キャスリンはたまりかねて仲裁に入った…。早すぎる結婚を危ぶむ兄と、あくまで結婚にこだわる妹。結局、キャスリンは二人から助けを求められるはめになってしまい…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

21
ロマンスより家族問題や人生について考えてしまう。子どもを置いて行方をくらます責任感のない母や父や継父の代わりに情緒障害のある幼い弟と18歳の妹を抱えて奮闘するヒーロー。でも誰ともその責任を分かち合おうとしないのは問題。元婚約者が彼との結婚に躊躇したのは実はそのあたりが引っかかっていたんでは?いい男なんだけど。母に対する反発から10代で結婚、離婚したヒロインは他人に寛容だけど、彼女にも抱えている問題があって、読んでいてちくちくと胸が痛んでしまうお話だった。悪くないけどもうちょっと甘々な場面を多めに希望。2017/05/12

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