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内容説明
「心配しなくていいよ。きみの魅力にまいってしまったからって、手助けをおろそかにしたりはしないから」マイケルは、ファロンが想像していた男性とはまったく違っていた。彼はサンディエゴで、家出して行き場のない若者たちを保護するために「マイケルズ・ハウス」という施設を運営している。電話で話したとき、彼はひどく冷淡に思えたのに…。十日ほど前に一晩だけその施設に泊まったという少女が、故郷の家から家出した妹のローリィではないかと聞き、ファロンはすぐさまサンディエゴに駆けつけた。妹の家出の理由がどうしても思いつかないと訴える彼女に、マイケルは厳しい意見を突きつけながらも、一緒に捜すと約束してくれる。その言葉を聞いて、彼女はなぜかとても勇気づけられた。それでもファロンは、彼の笑顔に時折さす影が、とても気になった。