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内容説明
「あなたは愛がどんなものか、本当はわかっていないのよ」十九年前の夏、スーザンはそう言った。当時十九歳だったキャッシュは、夏の間スーザンの農場で働き、彼女と関係を結んだ。愛がどんなものかは、わかっているつもりだった。だが体の中で性的欲求が渦巻く年ごろには、愛と欲望の区別はついてなかったのかもしれない。キャッシュが本当に愛していたのは、スーザンの年の離れた妹、スカイだった。月日は流れ、雑誌社の社長を務めるキャッシュは離婚を経験し、仕事にもむなしさを感じていた。傷心の彼は、思い出に導かれるようにスーザンの農場を訪れる。そこで彼を待っていたのは、スーザンの死という悲しい知らせだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
3
誰も読んでいないのが納得できるストーリーです。とにかく暗い、暗すぎる。保証もない10代のヒーローを雇ってくれた牧場の女主人とその妹の間を行ったり来たり…肉体関係は姉とだけだったとしても、気持ちはまだ14歳だった妹にあったって…その後に姉は妊娠しており息子を産んでいたが、挙句に最後のどんでん返しは親子丼だったって…ドロドロどころではなく、読後感も最悪で、これをハッピーエンドといえるのか疑問大でした。ヒーローの元妻も最悪、娘も最悪、更生の仕様がないほどだと思うけど、簡単に許すヒロインと弟も理解できなかった。2019/11/01