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内容説明
危険と背中合わせの相手はもうたくさん。安心できる人がいい。そう願っていたのに。「ママ、ジョエルなんかより、もっといい人を見つければ?」九歳の息子ゼインには、母親が交際中のジョエルは、煮えきらない意気地なしの男に映るらしい。ホリーは十八歳で妊娠し、相手の若い警官に逃げられ、未婚の母としてゼインを産んだ。幸い親代わりの祖父母の援助で、今は看護婦として自立している。今度こそ安心できる相手と結ばれ、ゼインにも弟か妹を…。堅実な会計士のジョエルとなら、うまくいくかもしれない。だが、そうなることを心配していたゼインの前に、ある夜、突然“理想のパパ”が現れた。ブルックス・ケーシー警部補。メンフィス警察の刑事らしい。危険な仕事のストレスを紛らすために、一時の関係を迫る無責任な男。ホリーにとって、警官の印象は最悪だったが、その後で、息子の計略にのせられて会った日に、熱いキスを交わしてしまい…。
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