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内容説明
クリスマス直前に、事故で急死した最愛の夫と息子…。三年たってもアリスンはまだお祭り騒ぎに加わる気にはなれない。いっそ、友人で、恩人でもあるオーソンの話に乗ってみようかしら。ニューメキシコの広大な牧場に数週間滞在し、そこに住む女流作家のミズ・フランシスに協力して未完成の小説を仕上げてほしいというのだが。フリーの編集者として意欲をそそられる仕事なのは確かだ。アリスンは心を決め、ニューヨークからサンタフェへ飛んだ。あいにく空港から牧場へ向かう途中で猛吹雪にあい、車は脱輪。途方に暮れていると、前方からトラックが近づき、暗闇のなかからカウボーイハットの長身の男が降りてきた。フランクと名乗り、牧場で働いているというこの男にアリスンはミズ・フランシスのことを持ち出した。けれども彼はあいまいに言葉を濁す。それに横柄な彼の態度はなぜ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
ヒーロー、ヒロイン共にある日突然伴侶を亡くし、立ち直れないでいる中、共通の知人の引き合わせにより出会うことに。ヒーローの家族がたまらなく素敵な男性たちで、老いも若きも女性の心をとらえて離さない難い設定です。意地悪な人追出てこず、一気に読めました。ヒロインは大切な人たちを自分の一言や行動で死に向かわせたと信じ込み、人の目を避けて生きてきたのが痛々しいほどでした。ヒーローの双子の男の子たちをガッカリさせない、哀しみを抑えて構ってあげようとするところも素敵です。ヒーロー父がお茶目で、ヒーロー以上に素敵だったかも2020/08/20
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