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内容説明
やはりジェイミーの親代わりになっている彼の伯父と話し合わなければ。教室の戸口にしがみつき反抗する少年を見てカレン・ホイットワースはそう思った。二カ月前に両親が事故死するまでのジェイミーはあんなにいい子だったのに…。少年に手紙を持たせてから数日後、伯父のダニエル・シックスキラーが幼稚園にやってきた。漆黒の瞳を持つセクシーな男に、思わずカレンの胸はときめいた。気持ちを引きしめ、彼に面と向かう。ジェイミーは情緒面と行動に問題があるだけでなく、学習の面でも遅れていると告げると、ダニエルは申し出た。「あなたがうちに来て、あの子の勉強を見てやってくれませんか」カレンは少年のためにその要請を引き受けたが、胸の奥では、ダニエルは危険な存在になるという声を聞いていた。