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内容説明
それにしても、あの豪雨の中で一夜を過ごした丸太小屋の男が社長のグスターフだったなんて…。でも、そうだわ、あのときから、わたしの行動はすべて彼にはお見通しだったのだ。彼の思いどおりに、わたしは導かれていたのだ…。父の借金返済を強引に求めるヒルトンの魔手をのがれるには、やはりグスターフと結婚するしかない。彼も遺産相続の条件に妻を必要としている。もし、この数ヵ月だけの契約結婚に同意すれば、グスターフがその巨額の借金をすべて肩がわりしてくれるのだ。彼は、見せかけだけの妻でよいのだから、と言っている。