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内容説明
初夏の太陽がマッキノー島にまばゆい光を投げかけていた。ボーモント一家は夏の休暇をいつもこのプライベートな島ですごす。デトロイトで有力な弁護士として多忙な日々を送るボーモント氏にとって馬車しか使えない島の習慣が大きな魅力だった。午後には馬車に乗って一人の訪問者がやって来る。国内のあらゆる主要紙に鋭いペンをふるう男、ダーク・ラムゼイだ。ボーモント氏の二人の娘のうち、姉のヴィクトリアはその件でお冠―。父の人柄も知りもしないで中傷記事を書く男なんて最低。そんな男を招待する父の気がしれない。だが、馬車は到着した。姉はその男に闘志を燃やし、妹は一目見るなり恋してしまった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ととめ
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裕福な弁護士の長女で、有閑階級の生活に反抗しアホな事をした黒歴史のあるヒロイン23歳。ヒロイン父に対する批判的な記事を書いた貧乏育ちジャーナリストヒーロー34歳。ヒロイン父が休暇用の別荘にヒーローを招くが、父好きなヒロインは気に入らない。反目したりからかったり、16歳の妹が熱をあげたりで忙しい。ヒーローのアプローチが強引で、知り合って1週間なのに結論を求め、答えられないヒロインを置いて立ち去る・・・嵐のようなヒーローだった。2017/01/12
てん・ゆう
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成り上がりジャーナリストヒーロー&お嬢様ヒロイン。美人すぎる為お高く見られるヒロイン(同作家の「燃える氷花」みたい)をからかい、ヒロインは皮肉りながら応酬する。何不自由なく育ってはいても心根は優しく純粋な可愛いヒロイン。ヒーローがまた昔ながらのアツイ男でイイ!愛を語るのも実に情熱的、ストレート。昔のジャネット・デイリーはまさにハーレクインらしく、楽しい。2011/05/26