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内容説明
「君にぜひ、助けてもらいたいんだ」モルガンがこう言ったのは、空港へ向かう車のなかだった。つい先刻、初対面のこの青年が、セアラを苦境から救い出してくれたばかりだ。モルガンは誰かに助けを求める人だとはとても見えない。セアラは、愛する父を亡くし、意地の悪い叔母の家でつらい思いをしていた。そこへ、父の戦友の息子というモルガンが父の手紙を持って現れ、カンヌの邸宅に招待してくれた…案の定、これはただのヴァカンスではないらしい。「いいわ」と答えてしまったことから、不思議なドラマが始まった。