- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
カロナ=スティール社の若き社長、ジェイソン・スティールが、ある夜おそく、テムズ河畔の会社へ戻ってみると、自分のオフィスに、なんと確かに消したはずの明かりがついているではないか。のぞいて見ると、部屋の中はショルダーバッグ,買い物袋、かじりかけのパイ、牛乳パック…で散らかりほうだい。そして見知らぬ娘が、おびえきった大きな瞳でジェイソンを見つめていた。「いったい、君は誰なんだ。ここで何をしてるんだ!」ジェイソンは震える娘をきびしく問いつめたが、娘は口ごもるばかりだった。