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内容説明
18年前の夏のある昼下がりに、ひとりの女が生まれたばかりのアイリスをセント・クレアズ修道院に運びこんだ。その女の経営する下宿屋から、アイリスの母は子供を残して姿を消したと聞いている。母親が下宿屋に告げていた姓をそのまま、アルダスと登録された。そして数日前、息子にカトリックによる教育をのぞむギリシア人の富豪マブラキスが修道院を訪れ、夏の間イギリス西海岸へ修道女の派遣を求めた。院長は、誓願前に外の世界を知って心をかためるようにとアイリスにその役目を与えた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こえん
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見習い修道女で18才のヒロインと、35才の大富豪のギリシア人ヒーロー。孤児のヒロインは修道女の誓願を立てる前に、俗世を離れていいかどうかを考えるためにヒーロー一人息子の家庭教師の仕事を与えられることに。修道院の外の世界をほとんど知らず、接触する男性は年がいった神父様ぐらいという純真無垢さ。このヒロインと、世間ずれしてるヒーローとのやりとりがなかなか楽しかった。当然、一方的にヒーロー優位になるところもあったけど、ヒロインの純真で悪意がないがゆえの何気ない一言に対する、ヒーローの反応が楽しかった。2010/07/15
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