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内容説明
田舎牧師の娘メアリーが伯爵の御曹子イアン・シンクレアに初めて会ったのは、父の葬儀から二週間がたち、この先どうすればいいのか思い悩んでいたときだった。親友の公爵令嬢の家に身を寄せるか、それとも、資産家の子供に勉強を教える家庭教師になるか。財産も親戚もないメアリーにはそのふたつしか道はない。だからイアンのプロポーズは願ってもないことだった。だが、彼は“放蕩貴族”と呼ばれる、社交界でも有名な伊達男。容貌と家柄に恵まれた、ろくでなしの女たらしなのだ。それなのに彼の口づけを受けたとたん、メアリーは結婚を承諾した。身分の違いも、彼がときおり見せる悲痛な表情も気にならなかった。芽生えたばかりの情熱がすべてに打ち勝ち、イアンと結ばれることだけを願っていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
ヒストリカルだから、家庭事情や経済事情で結婚するのはごく普通なんだろうけど、このヒーローとヒロインはもともとの理由がいい加減で、今一つ感情移入はできなかった。更にヒーローがチキンの上、ヒロインの意見を信じない、はっきり言って見た目がいいだけの男で、どんな女性にもいい顔をするし、なんでヒロインがヒーローを愛するようになるのか、理解できない。ヒーローの許嫁が屋敷に居座り、ヒーローの父もヒーローもいいように騙されてるし、爵位があって、馬は調教できても人を見る目は全くない家系なのよね…情けないこと 2015/02/02
くろうさぎ
0
ヒーローの安直な結婚の決め方がいやですけど、嫁に言った先に、家族の決めた花嫁が我が物顔で滞在してるのがもっといやです。2009/05/15
こえん
0
H/Hの結婚の経緯がなんだか…。その後の心理的なスレ違いもイマイチ。ヒーロー従妹がイヤ~な役回りだけど、ハッキリしなかったりヒロイン信じなかったりしたヒーローも悪いんだと思う。2009/02/11