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内容説明
純朴で天衣無縫な女神、彼女に焦がれずにいられようか。冷静で合理的で秩序を好むウィクリフ伯爵マクシミリアン。彼の生活がことごとくかき乱されることとなったのは、一八一六年の早春、彼が新しく相続した小さな領地の、小さな牧師館に足を踏み入れたときだった。子だくさんの牧師には、結婚適齢期の娘がいた。次女シャーロット、十七歳。彼女は裕福な夫をつかまえ、弟妹たちの未来を開くべく、家族の期待を背負ってロンドンの社交界にデビューした。しがない牧師の娘なれど、輝くブロンド、翡翠の瞳、素直で愛らしい人柄は、たちまち彼女を人気者にした。領主としてシャーロットを庇護する任を自ら負ったマクシミリアンは、気の休まるときがない。あんな放蕩者たちに、大事な領民の娘を任せられるものか!では、誰ならシャーロットの夫にふさわしいというのか。むろん、牧師の娘が伯爵夫人になれるはずもないが…。




