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内容説明
宿命に翻弄され続けたペレイユ一族。多くのときが流れた今、いわくのあるその血も薄れ、夢を追うことより、現実を生きることこそがむずかしい。たった一人の肉親であった兄が謎の男に命を奪われ、よるべない身となったジュヌヴィエーヴは、復讐を誓って故郷の地モンサルヴァを離れた。祖父から贈られたリュートをたった一つの友として。ペレイユ一族の死を願う者がいるとすれば、それはパリにいる国王をおいてほかにいない。そして、手をくだしたあの黄金色の髪の暗殺者も。やがて念願かない、ジュヌヴィエーヴは暗殺者ウルフラムと再会する。しかし、兄のかたきの虚ろな心が彼女の心を惑わせた。からっぽで孤独な心―なんて悲しい人かしら。憎いはずの男だけれど、あの心を愛で満たしてみたくなる…。
感想・レビュー
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