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内容説明
「僕はニック・マッケンジー、ケヴィンの父親です」外国なまりの背の高い男性は、深いブルーの目で見つめて言う。家で預かる留学生ケヴィンが怪我をしたと聞いて駆けつけた病院で、レイは、動揺も見せずどっしりと落ち着いた男性に迎えられた。昼は銀行の重役補佐として責任ある仕事をこなし、家に帰れば息子たちの母親として悪戦苦闘のくり返し。そんな一人でがんばる日々に、ときどき預れる人が欲しくなる。そう、目の前のこの男性のような人が…。でも理想の結婚相手と思った夫の裏切りを忘れることはできない。レイは胸に芽生えた感情を急いで打ち消した。けれど、息子たちが彼に憧れのまなざしを向け始めたのが気にかかる。