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内容説明
ミネソタの小さな町、ランドム。農業従事者の多いこの町はかつてない深刻な旱魃にみまわれていた。照りつける太陽が表土を焦がし、作物は立ち枯れしかけている。その暑さにうんざりしながら、エミリーは今日も店を開けた。彼女は腕いっぱいにアイリスの花を抱え、顔をうずめてその香りを嗅いだ。いい匂い…。花を店先に並べていると、ドアのベルがちりんと鳴った。「驚いたな。きみだったのか」聞き覚えのある声に、彼女は顔を上げた。長身の男が、朝の光の中に立っていた…。
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