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内容説明
キャスリン・エラビーはイメージ・コンサルタント。スター、政治家、大企業の社長などをその職業のイメージどおりにつくり替えるのが仕事だ。今回の依頼は、新しいニュース番組“インサイト”のキャスターに起用されたスレッジを洗練されたタイプに仕立てあげること。下調べのために訪れたナイトクラブで出会ったスレッジはおそろしく自信過剰な男だった。これはてごわそうな相手だ―ゆっくり観察する間も与えず、スレッジはキャスリンに声をかけてきた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
21
スターや政治家、大企業の社長たちをふさわしいイメージに作り替えるお仕事なんてあるんだ。ヒロインはイメージ・コンサルタントとして新しいニュース番組のキャスターに起用されたヒーローに出会う。独自のスタイルを持つジャーナリストをテレビ的にちょっと洗練するのは分かるような気がする(発音や姿勢など)。主人公たちがお互いを認め合いながらバチバチ渡り合う姿勢に比べてプロデューサーが報道番組担当と思えないほど単純でお馬鹿。ヒーローが真摯にヒロインを求める姿勢が良かったし、ハートにはハートで答えるって言うのが素敵でした。2022/02/08