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内容説明
ベスはボストン南の住宅街で人材派遣会社を経営している。ある日の午後事務所に戻ると、一本の電話が彼女を待ち受けていた。相手はマコーマー出版の社長、通称かっ飛びマコーマー、ボストン社交界の花形だ。用件は社長秘書の派遣依頼だったが、彼はまるで浮気相手でも探すような口調だ。まったくなんて男なの!ベスは早々に話を切り上げ電話を切った。その夜ベスの部屋に大学の寮にいるはずの姪が転がりこんできた。どうやら彼女は男性と取り返しのつかないことをしてしまったらしい。なんと相手の男はあのかっ飛びマコーマー。姪を守るべく、ベスはマコーマー出版に乗りこむ決心をした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
7
人材派遣会社を経営しているヒロインは頭の回転が速く行動力もあり有能な反面、先走ってしまうあまりとんでもない思い込みをするおっちょこちょい。策略を巡らすのはどうみてもヒーローの方が一枚上手。先手を打ったつもりが逆に罠に落ちてしまい、姪のために計画した結婚式がヒーローとヒロインの結婚式に!ヒロインが結婚間近と思い込み、彼女を奪う為に根回しするヒーロー。三度もエレベーターに閉じ込められてしまう主人公って他にいるのかしら?特筆すべきはワインのせいでうっかり眠ってしまったヒロインの髪を三つ編みにしたヒーロー(笑)2014/07/24
akiyuki_1717
3
人材派遣会社を経営するヒロインに、愛人を探すように仕事を依頼してきたヒーローに立腹。しかし、姪の恋人がヒーローだと思い込み、結婚に陥れようと画策する。しかし、一歩間違えれば刑事事件で、損害賠償や、自分の会社の信用をなくすことを考えたら、ヒロインの行動は軽率すぎて、姪の不正行為をとやかく言えないよねって感じ。仕事は出来ても出しゃばりすぎな感じがしたし、私的には好きにはなれないヒロインでした。ヒーローの会社のエレベーターに閉じ込められて、ほろ酔いで寝入ったヒロインの髪を三つ編みにしてたヒーローは超ナイス(笑)2017/07/26