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内容説明
「ベン・ファルコンをさがさなくては…」爆発寸前の車から運転席の女性を助け出したベンは、彼女がつぶやいたその言葉を聞いて、確信した。性懲りもなく、また父親が差し向けた女だ。ベンは実業家の父親に支配される生活を嫌い、人里離れた牧場で、苦労は多いが自由気ままな生活を送っている。父は息子をダラスに―自分の会社に連れ戻すためなら、手段を選ばなかった。警察や探偵ばかりか、彼を籠絡すべく、何人もの美しい女を送り込んだ。ところが、その女性がベンの牧場の家で意識を取り戻したとき、彼女は自分の名前も、ここに来た理由も思い出せなかった。持ち物からわかったのは、ジェニファーという名前だけ。父親のさしがねと知りながら、ベンは彼女を拒絶できなかった。彼女の無防備な魅力に惹かれ、強烈な欲望を覚えていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
19
事故を起こしたヒロインが爆発寸前の燃える車からヒーローによって救出、という劇的な始まり。一時的に記憶を失ったヒロインがヒーロー父の後妻と思っていたら、実はその連れ子と判明するまでのふたりの葛藤ににまにま。割と面白かったんだけど、終盤のウエストン（ヒーローの父、ヒロインの亡くなった母の夫）の行動がなんだか唐突な気がしてえええっと驚いているうちに終わってしまった。ジョーダンにいいように操られて実の息子と信頼していた養女に裏切られたと思い込んだにしても、あの行動は異常。もうちょっと詳しい事情説明が欲しかったな。2015/07/16
くろうさぎ
1
自分を探しに来た女性が事故に逢って、記憶を失ってしまった！ヒーローの親子関係が酷いねぇ・・・・。ヒーロー父はちょっとやばいんじゃないかなぁ・・って感じる。ジョーダンは、やっぱりねぇ、、怪しいと思ってたよって行動してる。2012/06/20
ちはや
0
2004.3.5 ★★★
