- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
サクソン家の次男、キャッシュはオレゴン州に向かっていた。祖父が遺した会社、『サクソン&パリッシュ材木会社』を継ぐためだ。キャッシュにはこれまでビジネスの経験がなく、共同経営者のジェームズ・パリッシュをあてにしていた。彼に協力してもらい、すべてを一から学ばなくては…。さっそくジェームズを訪ねたキャッシュは、戸口に現れた小柄な女性から彼が四カ月前に亡くなったと知らされた。「それなら、誰がこの会社を経営しているんだい」「わたしよ。なにか不都合でも」息巻く彼女は、ガス・パリッシュで、ジェームズの娘という。この豆粒みたいに小さな体で、森のあらくれ男たちに指図しているのか。相当手強そうな女性だが、パートナーとしてやっていかなくてはならない。本心を言えば、口論するよりキスしたい相手ではあるが…。