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内容説明
父親同士のいがみ合いをやめさせるために、形ばかりの結婚を決意したルークとヒラリー。四年前に大喧嘩をして別れた二人は意地を張り合い、本当は今でも愛しているとは、どうしても言いだせない。ヒラリーはこれはあくまで病気の父親のための結婚だと言い張り、ルークに契約書をつきつけた。「結婚の契約書だって?上等じゃないか」ルークは中身も確かめずに投げやりにサインした。そして二人は気持のかみ合わないまま、ハネムーンの夜を迎える。とにかく結婚したのだからとベッドに誘うルークに、ヒラリーはにっこり笑って契約書を差し出した。「ほら、ここにベッドは共にしないという条項があるでしょ」あとで自分が苦しむことになるとも知らず、彼女は得意げに言った。