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内容説明
思えば不思議な出会いだった。“真夜中の瞳を持った男性があなたの大切な人になる”。占い師でもあるレストランの女主人にそう言われた直後、ジャズはエレベーターで本当に濃いブルーの瞳の男性と会ったのだ。だが、彼は住所も名前も告げずに去ってしまった。ジャズは新しい人生を踏み出そうとしていた。思い切った計画だった。住みなれたアトランタを離れ、画家としてのキャリアも捨て、美術教師をしながら義母の娘の子供を引き取って育てようというのだ。ノースカロライナ州のマディソンに移り住んだジャズは、伐採用の植林事業をしているマクラクラン家を訪れた。四兄弟の長男デアは…、あの“真夜中の瞳”の男性だった。これは偶然?それともデアはやはりわたしの運命の人なの…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
19
ヒーロー、ヒロイン共に父親の度重なる結婚、離婚に振り回されながらも立派に成人した苦労人。牧場を切り開き、異母弟を三人も育てたヒーロー、一時期だけの義理妹が残した1歳児を引き取り田舎へ引っ越して大学で美術を教えるヒロイン。ヒーローの育てた弟たちが実にいい子なんですよ。ヒロインになにくれとなく手を貸してくれて。ヒーローに幸せになって欲しくて縁結びしたい気持ちでいっぱい。でも意志が強すぎ、頑固なヒーローは自分ではヒロインを幸せにしてあげられないと思い込んじゃう。地味ですがしみじみしたロマンスです。2017/12/08
ちはや
0
2001.2.27 ★★★★ デア