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内容説明
「今度の夏祭りで男性オークションに出てほしいの」「このぼくが、女どもに競りにかけられるっていうのか」「町の植樹費用を出すために催されるの。貢献してよ」「買い手がつかなかったらみっともないじゃないか」「大丈夫。事前に入札するから。それにだれでも4ドル50セントの値はつくことになっているから」いやがるJ・Rに、ジャンは無理やり承諾させた。さて、あとはわたしの本命のあの彼にあり金はたいて500ドルつぎ込むだけだわ。でもJ・Rにも隣同士のよしみで4ドル51セント出してあげよう。マナーやセンスにも少し磨きをかけてあげなきゃ。ところが“教育”のつもりで彼と時間をすごすうちにジャンはJ・Rの意外な魅力に気づいて…。