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内容説明
生物人類学者スーザンは、初対面のスティックスの体をまるで馬の品定めでもするように眺め回した。「すばらしい体ね。で、夜のほうはいかが?」「自分で言うのもなんだが、なかなかのものだよ」「よかった。それで子供は何人くらいお望み?」「1ダースほど」「わたしは10人と思っていたんだけど…」「じゃあ、なかをとって11人というのは、どう?」初めて出会った男女の会話にしては、少々刺激的だ。2人を引き合わせたスーザンの親友ケイはびっくりしたが、ケイの強引なやり方に反発した2人が、彼女にあてつけて演じた、パフォーマンスだった。だが、やがて2人はデートを重ねるようになり、彼のことばかり考えている自分に、スーザンは気づく。けれどもスーザンは知っていた。スティックスがケイに思いを抱いていることを…。
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