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内容説明
「ハウスハズバンド社のマイケル・ドレークです」ケンドラは彼が差し出した名刺を見て困惑した。彼女は売れっ子のインテリアデザイナーで、不動産を扱っている友人と会社を共同経営している。だが、客のためには“夢の家”を創り出すのに、自分の家は忙しすぎて散らかし放題。そこで見かねた友人がマイケルに依頼したらしい。「つまり、家事一切を引き受けるサービス。あなたのようなキャリアウーマンのために完壁な夫役を務めます」こんな魅力的な男性が、わたしの面倒を見てくれるというの?いかにも有能そうなマイケルの熱心な説得に負けて、ケンドラは家の雑事を全面的に任せることにした。“でも、心まで奪われてしまったらどうしよう”予感が現実になりそうで、彼女は不安を覚えた。