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内容説明
キャリーは画家。美しい双子の妹の肖像画を画廊へ持っていった日、才能あふれる建築家、シェーン・レイノルズを見かけた。その整った顔立ち、引きしまった男らしい体の彼に、キャリーはたちまち惹かれてしまう。彼がどうか、この肖像画を買いませんように。だが、その願いも虚しく、シェーンは肖像画を購入してしまう。彼も外見で女性を判断する男性なんだわ…。キャリーは何度も妹に男友達を奪われ、自分の容姿に自信を失っていた。妹の美しさに心を奪われる人に、私の存在は認めてもらえない。だが驚いたことに、シェーンが突然、訪ねてきた。「きみと話がしたい。きみのことを知りたいんだ」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
8
双子の美しい妹にものすごいコンプレックスを抱いているヒロイン。傷ついた心は膿を持ち、ヒーローを本気で好きになったことで爆発寸前。一生懸命距離を詰めようと頑張っているヒーローの前で支離滅裂な言動を繰り返してます。あんな態度をとられても変わらずヒロインを求めているヒーローは偉い。ヒロインの絵を一目見て彼女の内面に惹かれたという彼こそ運命の人。正直、ヒロインを好きにはなれないけれど、常識人だったはずの彼女を変えてしまうほどの恋心は伝わってきた。なによりヒーローの忍耐力に脱帽。普通ならとっくに逃げ出してたと思う。2014/06/17
てん・ゆう
0
ヒロインが不安定すぎる。美人の双子の妹に引け目を感じるなんてもんじゃなくかなり卑屈。振り回されるヒーローに同情しつつ読んだ。妹の方がごく自然。2011/11/04