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内容説明
「一、二の三」掛け声とともに花嫁の手からブーケが弧を描いて飛んでいく。それをたまたま手にしたのは、クラリサ。「三、二、一」合図とともに花婿の手からレースのガーターがふわりと宙を舞う。それを奪い取ったのは、カイル。結婚式後のルールにのっとり、カイルはクラリサの脚にガータをはかせ、くるぶしから膝へと引き上げていく。願ってもないチャンス。これで彼女はぼくのもの―。魅力的な声で有名なDJ、カイルは自信を深める。「クリスマスを一緒に過ごさないか」誘いをかけると、彼女はすんなりオーケーしてくれた。ところが、自宅を訪ねてみると、そこには五歳になる彼女の娘が…。なんてことだ。カイルは子供が大の苦手だった。