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内容説明
重責と孤独に押しつぶされそうになりながら、四年間、モリーはたったひとりの医師として僻地で働いてきた。もう心身ともに疲れ果てていた。これからは、医師の大勢いる設備の整った都会の病院で診療したい…。母と妹のいるモーガンズポイントにやってきた彼女は、町の人々の盛大な歓迎ぶりに感激したが、地元の小さなクリニックの常勤医という要請には乗り気になれなかった。おまけに、ここには幼なじみのクレイがいる。四歳年下の彼からは、からかわれた記憶ばかりでいやだったのに、歓迎会のダンスで抱きよせられるとふるえてしまった。時はクレイを魅力的に変えていた。薬剤師として町に根ざし、一方でヨットを愛する野性的な男性に…。でも、気を許してはだめよ。彼は独身主義者なのだから。