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内容説明
セライナはスマイズシャーの町の図書館司書。十数年前の飛行機事故で両親と聴力を失ったが、町の人々の励ましで悲しみを乗り越え、元気に働いている。小さな町では誰のことだって筒抜け。その日、血相を変えてやってきたリードのこともセライナはよく知っていた。ドクター・リードはニューヨーク育ち。町の診療所に着任したばかりで、独身…。リードは激しく抗議した。町の人々が治癒能力者だという彼女を盲信し、きちんと診療を受けない。あやしげなたわごとで患者の命を危険にさらさないでほしい。そう決めつける彼の手話の動きからも怒りが感じとれたが、セライナは負けなかった。