- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
「わたしの話には耳を貸せないってわけ!」新聞社“アレクサンドリアン”社長のマックスは、文句を言いたてる目の前のジェーンにひと目ぼれ。彼女の話より、美しい赤毛とすみれ色の瞳につい関心がいく。一方、突然解雇通知を受けとったジェーンはかんかんだった。グレタ・ギャンブルという名で星占いの連載コラムを書く彼女は、マックスに星占いをペテン呼ばわりされてがまんならない。押し問答のすえ、マックスが解雇通知をひっこめたところにスクープねたがとびこむ。星占い師のゾディアック博士が高い料金をとって降霊会を開いているという訴えだ。悪徳商法を暴露しようと、ジェーンは博士の助手に応募するが、彼女の身が心配なマックスも調査に乗りだして…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アカツキ
7
突然の解雇通知に社長室へ怒鳴り込むコラムニストの魚座ヒロイン。新聞社社長の牡羊座ヒーローはヒロインに一目ぼれ、すぐさま解雇を取り消す。ヒロインはエセ占い師を告発しようと潜入取材に取り掛かるが、ヒーローは向こう見ずなヒロインを放っておけず…。星座ものがたりシリーズ巻末の星座コラムを書いている著者の作品。倉庫に潜入中に落ちてきた土嚢でヒーローが一時的に一部記憶喪失に。最後のまとめ方はドタバタというより雑に感じた。プロポーズの押せ押せ感は好きだけど、エセ占い師がどうなったか知りたかったな。2019/12/18