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内容説明
通訳で翻訳家のキャロリンは、自分で事務所を運営する二十六歳。今日も目前に控えた会議のため、準備に忙しい。彼女は事務所を借りている会議センターの一室で仕事を続けていた。会議センターは最近、新社長が就任したばかりだ。新しい社長は若くやり手で、センターを最新式にするために大きな計画を立てているという。噂の社長を遠くから見て、キャロリンは目を疑った。アダム・トレント―彼こそ、九年前にあったりキャロリンを捨てた初恋の相手だった。死んでしまいたいとまで思った昔の心の傷がうずく。一緒に仕事をするようになれば、はっきりするわ。彼にとって私が特別な女性だったか、なんの意味もない存在だったか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
九年前の17歳の時テニスクラブでミックスダブルスのパートナーだったヒーローと両想いと思っていたのに翌日アメリカに行くと突然告げられ、連絡さえも絶たれた。精神薄弱になるも、男に振り回されて自分を見失うことに嫌気が差し、通訳と翻訳の仕事に就き、会社を立ち上げて成功しつつあるヒロインの元に再び雇い主として現れるヒーロー。ヒーローは序盤嫌な成功者として描かれているけれど、読んでいけばそうでないことは分かるものの、ありがちな妹的な上司の娘に好き勝手させているあたりが男って…な感じです。最後も納得はできないなぁ。2021/05/13
romaco
0
★★★ 9年前仕事を優先させるヒーローに一方的に縁を切られた当時17歳のヒロイン 再会後は恨みに思う気持ちを口には出さずに、プライドを持って通訳・翻訳家としてヒーローを手助けしてあげる姿がよかった 2011/09/21
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