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内容説明
まったく世間知らずのリーが、なぜか大富豪のラウルに見そめられ、結婚したのは十八歳のときだった。夢のようなゴージャスな甘い新婚生活で、リーは身も心もラウルに従属するようになっていた。だがラウルはプレイボーイとして世間では有名な男性だったのだ。それを思い知らされたのは結婚一年半後のある日、夫婦のベッドに、ラウルの友人の美しい妻が横たわり、彼がシャワールームから出てくるのを見た日だった。リーは絶望に追い込まれ、這うようにして家出した。あれから五年、なんとか自立したリーが、突然ラウルに再会した。苦労してようやく築いた新しい自分を、再び失うわけにはいかない。ラウルへの愛は完全に燃えつき、消し去ったはずなのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麻琴
3
再読。別居した夫婦の再生もの。ヒーローのヒロインを取り戻そうとする必死さがひしひしと伝わる作品。ヒロインの家出の原因もヒーローは直接的には悪くなく、むしろ彼も被害者でヒーロー側から考えるとかなり理不尽で哀れ。話を聞かないヒロインが悪いんだけど、もし聞いて見たことを肯定されたらと思うから聞けないんだろうし富豪のヒーローの世界に急に放り込まれた戸惑いが根本的原因だと思う。☆52015/05/31
ちはや
0
2000.12.19 ★★★☆ ベタボレ本
紫野
0
話を聞かないヒロインと、ひたすら我慢強いヒーローでした。2012/11/04