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内容説明
父親の死後、継母から家を追われたセアラは、一人ロンドンに出て、セント・シプリアン病院の受付係をしている。この先も、胸のときめくようなことは起こりそうにない―。そんな思いでセアラは変化のない毎日を過ごしていた。ある日、病院の顧問医師ノータ教授の母親と出会ったのがきっかけで、オランダにいる死期の迫った彼の祖母の世話をすることになる。教授はいつも不機嫌そうで冷たい印象を与える人だったし、セアラにはあいさつをする程度だったので、彼の申し出は意外だった。でも、退屈な毎日から解放されて、2週間もオランダに行けるなんて、どんなにすばらしいかしら…。セアラの胸は高鳴った。