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内容説明
弟のトニーが借金の返済のために会社のお金を着服したという。キムは同額を用立てたが、経理記録を処理しなければならない。プログラマーのキムでも、今は会社に勤めていないので、外部から弟の会社の経理システムに侵入することは困難だった。そこで彼女はデータを処理するために深夜会社に忍び込んだ。コンピューターの操作を終えたとき、廊下に足音が響いた。うまく隠れたつもりだったが、キムはなんなく見つかってしまう。目の前にいるのは警備員ではなく、上等なスーツを着た男性だった。こうなっては事実を言うしかないだろう。だが、男はキムの話に同情してくれそうには見えない…。
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- すゞしろ日記 〈四〉