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内容説明
ローワンがもうだめだと思った瞬間、その屋敷が目に入った。ガス欠の車を乗り捨てて吹きさらしの荒野を歩き続け、くたくたに疲れ果てた末のことだ。もう二度と家には帰れないかもしれない。あの忌まわしい出来事が露呈したら、義父は怒り、母は悲嘆に暮れるだろう―これもすべて、義兄コリンの悪だくみにまんまとはまったため…。祈るような気持で、ローワンは目の前のベルを鳴らした。お願い、お願いだから、誰かいて!わたしを助けて!扉が開き、濃いグレーの瞳の男がけげんそうにローワンを見た。



