- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
ケイがロルフと初めて会ったのは夏の盛り、かつお島の舞う海辺―。駆け出しの画家ケイは鳥の写真を撮ろうと車を走らせていた。ところが合図を出さずにスピードを落としたため、後ろから来たロルフの真っ赤なポルシェと接触してしまった。「君が黄色のミニを運転していた人だね」「とにかく修理代は私に請求して」売り言葉に買い言葉で、あんなことを言ったけれど青い瞳が印象的な、とてもすてきな人だった。でも修理代を支払えばそれっきり、もう会うこともないわ。その彼が、ケイの近くに住む美人のエステルの婚約者だなんて。