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内容説明
ジェニファーはひそかに家を出てエデン湖に向かった。かつて祖父が暮らした人里離れた湖畔―そこでなら1人になれる。彼女が相続した亡き祖父の製材会社を牛耳る義父、夫の言いなりの母、打ち解けない義姉のいる家にはいたくなかった。厄介払いのために結婚させられると知った今はなおさらだ。エデン湖畔の古い小屋に着いて間もなくジェニファーはオレンジ色の小型機が湖に墜落するのを目撃した。乗っていた男性は自力で岸に泳ぎ着くなり気を失った。招かれざる侵入者には違いないが介抱しないわけにもいかない。せっかく静かな安らぎの場所を求めてここへ来たのに…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
全体的にはサラッと読めたけど、色んなことを引っ張りすぎて、最後がドタバタで、ロマンスの余韻がゼロでした。義父が悪いのかと思ったら、実母が一番性悪だったのが衝撃的でした。ヒーローは知らなかったとは言え、ヒロインのトラウマを掘り起こして精神科に入院する発端を起こしておきながら、初めて面会に来てヒロインがカウンセリングにも非協力的で、逃げ続けてると批判する場面には閉口した。幼い頃に祖父にベルトで打たれ、その場面を母親が知らん顔して見ていた上、傷跡まで残っているのに、そんなに簡単に克服出来るはずないでしょう。2017/01/08