出版社内容情報
七緒vol.76 2023冬号
特集 「きものと民藝」図鑑|ゆったり小さなお太鼓結び
素朴な木綿の絣にキュン。ユーモラスな型染めにうふふ。
日本地図を大きく広け?て眺めてみると、あちらにも、こちらにも
民藝(みんげい)の手仕事の布が息つ?いています。
アップデートしたものづくりで注目を集める久留米絣の織元を訪ねたり、
各地の工房で生まれた型染めの布たちを帯に見立てたり。
柚木沙弥郎さんのデザインを訪ねて「沙弥郎さんぽ」にも出かけます。
ふた?んの着物か?豊かに広か?る「きものと民藝」大図鑑 !
民藝の着物や帯に近づいたら、肩の力の抜けた着こなしも気になるところ。
ゆったり小さなお太鼓結びを達人に教わったり、
ひと色で着こなしが新鮮になる色足袋はじめの記事も。
作家・山内マリコさんの対談連載のお相手は、歌人の馬場あき子さん。
95歳にして仕事も装うことにも大いに積極的な馬場先生の語る、
日本人の感性についてもぜひご一読ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめぴょん
8
「菱刺し」という刺繍特集。その文様は味わい深い。ただ、実際に刺してみるとなると図面と目がずれるとイマイチになってしまう難しさがあります。 民藝スタイリング図鑑:着物、帯、帯揚げ、帯締めだけでなく、草履もお勧めを上げてくれているのが良い。 民藝をめぐる問答:取り上げられていたのは光徳寺、善徳寺、大徳寺(富山県)。柳宗悦を引き寄せた土徳。それぞれの良さを認め、よさを味わって楽しむ。 2024/11/03
僕素朴
2
シルックの染色は正絹と同じ技法で職人さんが染めている!上下とも曲線でふんわりやさしいラインの小さめお太鼓も素敵。2024/08/07
skr-shower
2
久しぶりにゆっくり読んだ。物は増やしたくないが、手持ちの着物だけだとイマイチ寂しい気がするんだな…2024/01/17