内容説明
「生きる本能」を促す究極のケアとは?認知症の人が暮らす、老人ホームのフロア…。ここには、手づかみでご飯を食べる人がいる。施設内を1日4万歩、徘徊する人がいる。しかし、認知症を有する人も、介護スタッフもみな楽しげだ。秘密は「豊泉家」独自の認知症ケアメソッドにある。「自分たちの介護が『生きる本能』を奪ってはいないか!?」その疑念から出発し、16年にわたる研究・実践を経て確立した、介護の常識を覆すケアメソッドのノウハウを今こそ学ぶ!
目次
プロローグ 「認知症パラダイス」の創造に向けて
第1章 「認知症ケア」大転換!(認知症ケアにありがちな「ストレスの連鎖」を解消する;「こうあるべき」。これが不幸な介護を生む ほか)
第2章 事例で見る「ロジカルケア(事実受容支援)」(事実を根気よく伝える―物盗られ妄想が改善した島田さん;看板の設置―状況が把握できるようになった森山さん ほか)
第3章 事例で見る「ラテラルケア(現実肯定支援)」(自尊心を取り戻す声かけ―不穏が減少した杉山さん;「歩く」願望を支援―一日4万歩の小野寺さん ほか)
第4章 新メソッドが有効なワケ(米国「アシステッドリビングホーム」の考え方をベースに;入居者の尊厳と主体性を守るための10の約束 ほか)
第5章 認知症ケアは、もっと楽しく幸せになる!(入居者が本当にリラックスして受けられるケアとは?;「こうあるべき」を捨てると見えてくる本当に大切なもの ほか)
著者等紹介
阿久根賢一[アクネケンイチ]
豊泉家ヘルスケアグループ社会福祉法人福祥福祉会理事長。社会福祉士、介護支援専門員。1976年生まれ。龍谷大学大学院社会学研究科修士課程社会福祉学専攻修了。卒業後は、高齢者施設を運営する社会福祉法人や医療法人にソーシャルワーカーとして勤務する。2002年、社会福祉法人福祥福祉会に転職し、特別養護老人ホームの立ち上げからソーシャルワーカーとして参画。その後、施設長、本部長、副理事長などを経て、2017年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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