内容説明
コンビニのお弁当づくりに世界一の情熱を捧げるファミマの専務が、セブン‐イレブン・ジャパンを経て、コリアセブンを大改革、ローソンを買収して、まったくおにぎりを食べる文化のなかった韓国人のライフスタイルを変えてしまった!
目次
第1章 コリアセブン
第2章 フードを美味しくせよ
第3章 おにぎり革命
第4章 ローソン買収
第5章 新スーパー、ロッテレモンの誕生
第6章 食文化とコンビニエンスストア
第7章 韓国流通に吹く風
第8章 仕事をするということ
著者等紹介
本多利範[ホンダトシノリ]
1949年3月5日、神奈川県生まれ。1971年明治大学政治経済学部卒業。1971年(株)大和証券入社。1977年(株)セブン‐イレブン‐ジャパン入社。1998年ロッテグループ専務取締役。2003年(株)スギ薬局専務取締役。2005年ラオックス(株)代表取締役社長兼営業本部長。2008年(株)エーエム・ピーエム・ジャパン副社長執行役員。2009年同社代表取締役社長。2010年(株)ファミリーマート常務執行役員。2015年同社取締役専務執行役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
20
▼長らくセブンイレブン・ジャパンの経営に関わってきた著者は、韓国セブンイレブンの再生のために請われて渡韓。5年の期限内に改革を進めた。▼韓国のコンビニで殆ど扱われていなかった「おにぎり」や「弁当」を普及させるなどして、店舗数は11倍に拡大。セブンの改革が韓国のコンビニ全体に大きな影響を与えたという歴史が語られている。▼日韓の店舗運営の考え方の違いなどで生じた摩擦の経験や、日韓のコンビニが共に直面する顧客の高齢化の問題にも言及している。▼コンビニや小売業の経営のこと、韓国に関心のある人に読んでほしい。2021/11/16
たまご
9
おいしいおにぎり屋で有名な本多さんが,お米や具の産地とか,握り方とかにこんなにこだわってるんですよ…とゆー内容を期待したら,全く違う,コンビニ韓国マーケティングの話でした.でも,読みやすくて,面白いです.今売れていないと言うことは,これから創意工夫でどんどん売れる市場に変えられるんだ!とゆー熱い情熱を感じます.みんな海外でも頑張ってるなあ,日本人.2016/09/01
あぶちゃん
6
韓国コンビニエンス事情が良く分かるビジネス書です。2017/04/17
☆ツイテル☆
3
フライヤー2022/01/22
モビエイト
3
売れているシステムを他の国に持ってきただけでは上手くいかないのだと思いました。過去のデーターからではなく、仮説からお客の望むサービスを行う事が重要だと思いました。2017/06/05