内容説明
「立つ」「座る」「歩く」「食べる」。体を真っすぐにするだけで、人生と仕事が変わる。
目次
第1章 代々、将軍家に指南してきた「礼法」とは
第2章 立つ―まずは体を真っすぐにすることから
第3章 呼吸―息を整えれば日常が変わる
第4章 歩く―美しい歩みで体が軽くなる
第5章 座る―仕事に役立つ凛とした所作
第6章 一流店でも困らない和食の作法
第7章 立ち居振る舞いでわかる、人の品格
著者等紹介
小笠原清忠[オガサワラキヨタダ]
1943年小笠原流三十世宗家・小笠原清信の長男として東京・神田に生まれる。慶應義塾大学商学部卒業後、医療金融公庫(現・独立行政法人福祉医療機構)勤務。1992年小笠原流三十一世宗家を継承。現在、池坊学園客員教授、皇學館大学特別招聘教授、東京都学生弓道連盟会長、儀礼文化学会常務理事などを務める。全国で礼法指導を行い、各地の神社で「流鏑馬」や「大的式」「人生の通過儀礼」などを奉納(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ルル
16
レクサスの小笠原流(*^^*)所作は見られていますよネ 男性もお進めです!2016/11/25
もくたつ(目標達成)
11
実用・省略・美。読んでいて身の振る舞い方に対し背筋を正される本だった。2017/08/04
トムトム
8
小笠原流!日常でもつかえる礼儀作法。社会人になった時に「気を付け」はズボンの折り目に中指を合わせると習ったけれど。腕をまっすぐおろすと真下にくるのは小指。本当だ!小指を意識すると姿勢が良くなるは簡単だから、実践している。2019/09/12
jg5xdv
6
精神は理解できるのですが、写真や絵を多用していただけるともっとわかりやすいと思います。ビデオか何かを利用したものがあると便利なんですが。2016/05/03
The pen is mightier than the sword
5
著者は小笠原流三十一世宗家で全国で礼法指導を行っている。小笠原流は鎌倉時代に弓術・弓馬術・礼法を統合するかたちで生まれ、武家社会において伝承されてきた。礼法の立ち振舞いは事細かな決まり事に則って行われるなど、その姿勢の美しさはみな認めるところである。美しい姿勢は、力学的な安定性、内臓や脊柱に対する負担の少なさなどの肉体の健全性や、正しい呼吸法から得られる深く落ち着いた思考に結び付くなど、高いパフォーマンスに繋がることが多い。この本では美しい姿勢の実利的な良さを取り上げ、効用を説明する。2662016/04/02