内容説明
「愛子天皇」とは「皇室典範改正」の意にほかならない。これこそが今の日本の喫緊の課題である。なぜ今、皇室継承は危機に陥ったのか?なぜ今、皇室継承は男系男子に限られるのか?なぜ今、「愛子天皇」が求められているのか?皇室史と宗教史を知悉する宗教学者が課題を整理し、象徴天皇制の未来を問う。
目次
第一章 わきあがる「愛子天皇待望論」~なぜ皇位継承は男系男子に限られるのか
第二章 皇嗣・秋篠宮の悲哀~なぜその発言は軽視されるのか
第三章 悠仁親王と愛子内親王それぞれの選択~筑波大学進学と学習院大学卒業
第四章 皇位は本当に男系で継承されてきたのか~『光る君へ』が示唆する重大なこと
第五章 天皇家に生まれた女性の栄光と悲劇~内親王の生涯は幸福なのか
第六章 国連の勧告と皇室典範の改正~海外から見た天皇制
第七章 女性天皇たちの時代があった~戦争にも政争にも積極的だった女帝たち
第八章 血脈によらない皇位継承~称徳天皇の大胆な試みの真意
第九章 皇室ニュースターの華やかなオーラル~誰も知らない女性皇族のストーリー
第十章 なぜ皇室は危機にあるのか~十六人の皇室構成員
第十一章 象徴天皇制の未来~完成形態の終焉
著者等紹介
島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年、東京都生まれ。宗教学者、作家。東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程卒業、東京大学大学院人文科学研究課博士課程修了(宗教学専攻)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、東京女子大学非常勤講師を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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