出版社内容情報
?メダルをとってもなお、僕が泳ぐのをやめない理由。
全盲スイマー、?村敬?の努?と覚悟。
内容説明
誰にだって自分なりの個性がある。目が見えないことは、僕の圧倒的な個性だ!肩ひじ張らずに“自分らしく”いればいい。どんな逆境や困難もすいすいと超えていく、「全盲スイマー」の自然体思考―。
目次
はじめに 「尖らない生き方」のすすめ
第1章 僕にとって壁とは
第2章 肩ひじ張らずに生きていく
第3章 困難に直面したらどうする?
第4章 誰もが幸せな社会であるために
第5章 人生はいろいろあるから面白い
おわりに 僕が本当に伝えたかったこと
著者等紹介
木村敬一[キムラケイイチ]
1990年、滋賀県栗東市に生まれる。日本大学文理学部卒業。同大学大学院文学研究科博士前期課程修了。2歳のときに病気のため視力を失う。小学校4年生で水泳をはじめ、ロンドン2012パラリンピックで銀・銅2つのメダルを獲得し、リオ2016大会では銀・銅合わせて4つのメダルを獲得する(日本人最多記録)。2021年の東京2020大会では、自身初となる悲願の金メダルを獲得。同年、紫綬褒章受賞。現在は、東京ガス株式会社に在籍、慶應義塾大学非常勤講師も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kanki
16
盲目の水泳、金メダリスト。尖らない生き方。ブールなら、障害物がなく迷子にならない、と始めた。無いものねたりせず、自分の武器を確認。2024/08/06
Yuka
5
パラ水泳の木村敬一選手のマインドについて書かれた本。トピックごとに短くまとめられているので読みやすかった。 東京パラで金メダルを取ったその後についても知ることができるので、パリパラ前に読むといいかも! フォームの改造をしているとのことで、その成果がパリの場で披露されるんだろうなと期待。水泳も見逃せない😆 タイトルにも書いてある「尖らない生き方」もすごく刺さる。何かと尖ったほうが良いという風潮もある中で、生きやすい生き方はこれなのかもしれないと思ったりもした。2024/08/26
higassi
4
★★★★☆ パラリンピックでの感動的な金メダルは今でも強く記憶に残っていますが、一方でバラエティ番組でのコメントや講演会を聴くと、まさに「尖らない」人柄も感じます。もちろん不断の努力があってのことですが、努力の先で行き詰まらないための処方箋なような一冊です。読みやすいので多くの人に手に取ってほしいです。2024/05/18
AK
1
水泳選手の木村敬一さんの2作目。気取らず、率直に、自分の思うことをありのまま著している。50個の標題(小見出し)から構成されていて、一つ一つがブログ記事程度の分量で非常に読みやすい。ご結婚されたとのこと、おめでとうございます。2024/10/04
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