ディストピア禍の新・幸福論

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ディストピア禍の新・幸福論

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784833440356
  • NDC分類 151.6
  • Cコード C0011

内容説明

心とは、生きるとは、幸せとは何か?パンデミック、資本主義・民主主義の限界、気候変動、格差と貧困の連鎖、第三次世界大戦の危機…分断と混迷の“ディストピア禍”に「幸福学」の第一人者が辿り着いた、幸福の正体。人類すべてのウェルビーイングを願う希望の書。―本書では、哲学・思想としてではなく、脳神経科学・心理学・統計学・工学を中心とした様々な科学的研究の結果として、その結論を導いていく。章立ては、方程式を解くときの形式に従った。解くべき問題は、これからの時代において「わたしたちはいかに生きるべきか」である。

目次

第1章 前提条件:心はない(パンデミックという人類滅亡リスク;資本主義は限界を迎えたのか? ほか)
第2章 必要条件:死を想う(心がなくて本当によかった;わたしはずっと嘘の人生を生きていたのか? ほか)
第3章 幸せの連立方程式(生きてよし、死してよし;「幸せ」はいつも人類のテーマだった ほか)
第4章 解:わたしは、地球であり宇宙である(わたしは地球の一部以外の何者でもない;この宇宙の一部である以上に、なにを望む必要があるだろうか ほか)
第5章 分岐点:愛するか、滅びるか(心の地動説;「世界中の生きとし生けるものを愛す」ことは可能か? ほか)

著者等紹介

前野隆司[マエノタカシ]
1962年、山口県生まれ。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)教授。1984年、東京工業大学工学部機械工学科卒業。1986年、東京工業大学大学院理工学研究科機械工学専攻修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、慶應義塾大学理工学部教授、ハーバード大学客員教授等を経て、2008年より現職。2017年より慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼任。認知心理学、脳神経科学、倫理学、統計学、工学などの研究を統合した「幸福学」を提唱し、個人と人類の幸せ(well-being)について研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大竹 粋

10
生き方が大きく変わる本に出会う。禅、ブッダの教え、ヴィパッサナー瞑想、アドラー、成人成長理論、U理論、などを統合させ、要は幸せに生きるにはどうしたら良いか、どの様な考え方をもっと良いか、と言った実践的な指針が得られる内容。幸せの4つの因子を一つ一つ現状と照らし合わせ、苦しくも冷静に自己分析する事で得られる安心感はなかなか得られない貴重なもの。2度目の熟読と更なる腹落ちを目指し、暫く雑念は捨ててここに留まり熟考を深める。2022/08/18

チェリ

9
自然科学、人文学、哲学の観点を組み合せ、人間の意識や幸福を語るという議題自体は大好物なのであるが、この著者の主張に関しては、無理筋だよなあ・・・としか思えなかった。他人の価値観を尊重することが重要だと語る一方で、自分の子供はゲームばかりしていたが子供を信じ続けていたら最終的に自主的に勉強するようになったと喜んでおり、結局著者はゲームの面白さを認めたわけでも、子供の価値観を尊重したわけでもない。また例えISでも、相手の主張をちゃんと理解すれば納得出来るという一方で、トランプ大統領は全く理解しようとしない。2023/10/08

andaseizouki

5
最新の幸福論に関する一冊。特に日本の特質、特性に視点を置きながら、我々にとっての幸福とは何かを考えている。また、自分と他人の捉え方、愛とは何か。これらと宗教の関係性など、分野としては多岐にわたる。著者自身の想いが、溢れ出ている部分も多々あり、共感するところ、まだしっかりと理解まで行き着いていないところが乱立している感じ。心というものは幻想でしかない。だからこそ、悲しむのではなく、全てを愛そう。死を恐れることも悲観することもない。私はあなたであり、あなたは私。私は世界である。すごく難しいが、面白い本だった。2022/06/11

KEIJI

3
前野幸福論の集大成。壮大である。理想が、これでもか!というくらい詰め込まれている。ただ、理想を掲げなければ何も始まらない。あとは、各々がどう行動していくか。2023/01/14

Kazuhiro Miura

3
久々に刺激的な本に出合った。人間の生き方の根源にせまる内容で、理想と現実の狭間をいかに乗り越えるか次第だが、著者のアイディアには共感できるものがあった。2022/10/05

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