出版社内容情報
熱中症は血管の病気だ!
水を飲んでも、水分が細胞にいきわたるのには60分ほどかかる。さらに、血管内部の細胞は熱に弱く、痛んでしまうため、せっかく摂取した水分も、穴の空いたホースを通しているように細胞に届く前に漏れ出てしまう。
血管の内側の細胞を丈夫にして、熱耐性を高めることが熱中症予防になる。
血管を熱から守る自然食品3つの成分
ハッサクとシークワーサーの成分を加えた血管細胞は、高温が続いても大きく損傷しない。さらにココナッツなどに多く含まれる成分がミトコンドリアにダイレクトに届き、エネルギーの生産を活発化させる。
3つの成分が相乗効果を発揮
ハッサクとシークワーサーの成分が血管細胞を守り、ミトコンドリアの活性を高める。そしてココナッツの成分がミトコンドリアのエネルギー源となる。
この自然由来の3つの成分が結びついたとき、熱中症≒血管障害の予防という新たな可能性が見えてくる。
冬場のヒートショック、アスリートのパフォーマンスアップにも
冬場の激しい温度変化によるヒートショックも血管の強化で予防できる可能性が高い。アスリートも3つの成分を摂取することで、エネルギー活性が高くなり、高パフォーマンスも期待できるようになると考えられる。
本書は東洋大学での熱中症予防研究の成果を分かりやすく解説した一冊だ!
【目次】
内容説明
ハッサク、シークワーサー、ココナッツの成分が熱中症を重症化させない身体を作る。
目次
第1章 ミッションは「東京五輪での熱中症を予防せよ!」(東洋大学からの研究指令;まず、最初に取り組んだこと ほか)
第2章 熱中症発症と細胞の関係を科学する(水分補給の正しい知識;口呼吸と鼻呼吸で失われる水分の差 ほか)
第3章 なぜ柑橘類が熱中症予防に効果があるのか(柑橘成分の化学的分類と特徴;ハッサクの皮からの抽出と混合物の可能性 ほか)
第4章 細胞から「暑さに強い身体」をつくる(研究の現在地、動物実験からヒトへ;漢方の知恵と現代科学の交差点 ほか)
著者等紹介
加藤和則[カトウカズノリ]
1963年 岩手県奥州市生まれ。東北大学大学院薬学研究科卒、薬学博士。薬剤師、公認スポーツファーマシスト。東洋大学健康スポーツ科学部教授。同大学院研究科長。順天堂大学医学部、UCサンディエゴ医学部、国立がん研究センター、札幌医科大学でがんと免疫に関する基礎と臨床研究に従事し、2011年から東洋大学に着任。東洋大学では、食品中の機能性成分に着目し、熱中症やアスリートコンディショニングに関わる研究を産官学連携で実施。順天堂大学大学院医学研究科客員教授を兼任している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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