内容説明
大河ドラマおもしろ解説本。芸能界No.1歴史YouTuber、見どころを勝手に予想。
目次
第1章 大河『べらぼう』はここが面白そう!(豪華キャスティングを深読みする)
第2章 本屋から辣腕プロデューサーへ~若き日の蔦重~(蔦重の原点は遊郭・吉原;出版プロデューサーとしての才能が開花 ほか)
第3章 「バブル」田沼から「コンプラ」定信へ(実はすごかった“タヌマノミクス”;江戸城内で本当にあった怖~いハナシ ほか)
第4章 逆境に負けてたまるか!蔦重「必勝」の裏側(手鎖の刑、自殺、財産没収;天才・歌麿とコンビを組む ほか)
著者等紹介
松村邦洋[マツムラクニヒロ]
1967(昭和42)年8月11日生まれ。山口県出身。お笑いタレント。大学生の頃、バイト先のTV局で片岡鶴太郎に認められ芸能界入りし、斬新な生体模写で一躍有名に。ビートたけし、半沢直樹、“1人アウトレイジ”、阪神・掛布雅之、故野村克也監督など多彩なレパートリーを誇り、バラエティ、ドラマ、ラジオなどで活躍中。筋金入りの阪神タイガースファン。芸能界きっての歴史通であり、YouTubeで日本史全般を網羅する『松村邦洋のタメにならないチャンネル』を開設。特にNHKの歴代「大河ドラマ」とそれにまつわる知識が豊富(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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どぶねずみ
23
NHKラジオ『DJ日本史』を初めて拝聴して以来、著者の歴史の知識の深さに感心している。毎年大河ドラマが理解しがたくなってくると、こうして関連本を漁りだすのだが、「大河ドラマだけで歴史を覚えた」と語る著者の解説は子どもでもわかりやすい。学校の歴史で覚えていた「賄賂の田沼」のイメージは払拭し、息子を失ってしまった田沼に親近感まで覚える。文章は口語調なのでスラスラ読めるのは良い。著者の推測も多いのは根拠はあるのか?と若干心配にもなるが、それが更に読みやすく、容易に歴史に想いを馳せられて良い。2025/06/25
りらこ
17
大河ドラマが始まる前に刊行ということで、切り口が難しいだろうなぁと思いながら読んだ。松村さんが、登場人物や時の幕府について語ってくれる。江戸時代の人になったり、今の松村さんになったり。でもちょっと感覚が古いかも?って思ったり。このさきの蔦重の運命などドラマがどう展開していくのか、とても楽しみだ。2025/05/29
ブラック ミッフィー の チョコちゃん
4
写楽や北斎をプロデュースした男!かあ。 今度の大河ドラマは江戸時代版出版業界お仕事ドラマ とかになるのかな?とか予想しながら読んでた。 2025/01/01
ホリエンテス
2
内容も分かり易く知識豊富。松村邦洋が本当に書いているなら凄いと思うが、実際はどうなのかな。 それにしてもたまに織り込んでくる演者情報なども面白く、大河を見る事前情報としては最適な本だと思う。 毎回続いてくれるといいけど。2025/03/18
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- 和書
- 弦月