内容説明
ペットが教えてくれた11の大切なこと。
目次
ハムスター 相手のことをよく知ると、少し優しくなれる。
ハリネズミ 「みんなとなかよく」なんてムリ。
マイクロブタ みんな、わりと、思いこみで生きている。
コザクラインコ だれかに話すと、けっこう楽になれる。
ミドリガメ 「なんで自分だけこんな目に…」と思ってるのは、自分だけじゃない。
マダライモリ 知らなくていい知識も、知ってるとおもしろい。
金魚 「変わってるね」は、ほめ言葉。
オオクワガタ ×にげちゃダメ ○にげなきゃダメ
ヨウム たった1文字で、印象はガラリと変わる。
モルモット 世の中は、おとなも答えられないことばかり。
ウサギ 「守ってる」と思ってるほうが、守られてる。
ハムスター その悲しみも、いつか忘れる?
著者等紹介
じゅえき太郎[ジュエキタロウ]
イラストレーター、画家、漫画家。身近な虫をモチーフに様々な作品を製作している。受賞歴 SICF16オーディエンス賞受賞 第19回岡本太郎現代芸術賞入選
阿部浩志[アベコウシ]
東京都生まれ。自然科学の図鑑や絵本などの編集・執筆を行う傍ら、ナチュラリストとしてフィールド観察会や学校の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Mayuko Kamiwada
8
家に生き物を飼っている人はもし話ができたらと一度は考えたことがあると思う。自分自身、猫を飼っているが猫と話ができたらどんな会話をするのだろうかと想像する。本書では、主人公に対してハムスターやウサギ、ハリネズミたちがこれからどのようにするべきかのヒントを伝えていく。ヒントを伝えていく中で、その生き物たちの生態にも触れているので意外な発見があるかもしれない。読んでいくと、自分に刺さる言葉が見つかるかもしれない。生き物と主人公との掛け合いがテンポいいので、サクサクと読めると思う。2025/05/07