目次
第1章 95%の保護者に支持される保育園
第2章 “伝説の保育士”と呼ばれた創設者
第3章 コビープリスクール誕生
第4章 転機となった2003年
第5章 園の増設と保育スタイルの確立
第6章 コビーの保育の特徴
第7章 食と園舎も本物を追求
第8章 研修と保育士の成長
第9章 最前線の園長たち
第10章 保育はサービスだ。
第11章 コビー・サマー・アドベンチャー(CSA)
第12章 少子化への挑戦
著者等紹介
野地秩嘉[ノジツネヨシ]
1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。人物ルポルタージュをはじめ、ビジネス、食や美術、海外文化などの分野で活躍中。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しろくま
8
体験、本物、行事などにこだわり、様々な困難に負けない子どもを育てることを理念にしている園。自分の子どもを通わせていた園もポリシーのある園だったので、近い考え方が多くありました。子どもや保護者にとっていい園。通わせたくなる園だと思います。ただ、どうしても働いている人が大変そうに感じました。子どもや保護者だけでなく、職員もムリなく働きやすい環境にしてほしいです。長時間勤務や夜勤はシフトなどを調整して働きやすくなっているとよいな…と。2024/06/22
ゼロ投資大学
1
少子化でも保育園の需要は根強い。特に都市部では共働き世帯を対象にした手厚いサービスを提供する私立保育園が存在感を示している。保育料は高くなってしまうものの手厚い幼児教育と充実したサポート、遅くなってしまう迎え時間の融通など幅広いニーズに応えている。2024/09/13
安土留之
1
ダブルインカムの夫婦の増加により、長時間保育の保育園が伸長すると考え、1996年会社を設立。その保育園の施設(ハード)と教育内容(ソフト)は、徹底した子ども目線、保護者目線であり、本物を追求する教育、体験を重視した教育を展開している。「子どもたちが快適に過ごす住宅」の園舎、専門家の監修によるランチなど、徹底したこだわり。幼稚園が減少するなか、コビースクールズは、現在では40を超える保育園を展開するまでに成長。 リーダーの先見性と独自性へのこだわりこそが成長の原動力、ということを改めて感じた。2024/07/08