3つの世界―キャピタリズム・ヴァーチャリズム・シェアリズムで賢く生き抜くための生存戦略

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3つの世界―キャピタリズム・ヴァーチャリズム・シェアリズムで賢く生き抜くための生存戦略

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784833425292
  • NDC分類 304
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「三つの世界」は、現代社会が抱える複雑な問題とそれに対する三つの異なる世界観―資本主義社会(キャピタリズム)、仮想現実社会(ヴァーチャリズム)、共和主義社会(シェアリズム)―を解説しています。

序章では、IT長者が一晩で巨万の富を手に入れる現象、保育士や介護士の低賃金、メタバースやWeb3.0、NFTに対する社会の不安や不信感、政府推進の都市計画や地域活性化への違和感、イーロン・マスクによるTwitterの買収、スマートフォンの普及と国会の現場開催の是非など、現代社会特有の疑問や問題に触れています。

本書はこれらの問題を背景に、社会が急速に、かつ複雑に分化している現象を「三つの世界」として捉え、それぞれの世界がどのように構築され、どのように機能しているかを詳しく説明しています。具体的には、資本によって動かされる「キャピタリズム」、データがネットワーク上を駆け巡る「ヴァーチャリズム」、そして地域に根差し自然のリズムで人々が協力して生活する「シェアリズム」です。

各世界観は独自のコンセプト、制度、経済システムを持っており、本書ではこれらの特徴を章ごとに分けて解説しています。また、これら三つの世界が現代社会においてどのように交錯し、人々の生活や価値観に影響を与えているかについても考察しています。
(山口揚平・記)

内容説明

資本主義の崩壊、ChatGPTの発達、地域開発の推進。来るべき2030年までに、あなたは何をするべきか?初公開、気鋭の思想家が予測する未来とその対策。これからの世界をウェルビーイングに生きるためのヒントが見つかる。

目次

序章 2040年までを生き抜くための処方箋(破綻期を迎えた日本;私たちにできること ほか)
第1章 “キャピタリズム”お金によって突き動かされる世界(資本主義の現在地;資本主義の仕組みとは ほか)
第2章 “ヴァーチャリズム”ネットワーク上に出現する新しい秩序と制度を持つ世界(ヴァーチャリズムの世界で今起こっていること;子どもが夢中になっているものに着目せよ ほか)
第3章 “シェアリズム”自然のリズムで人々が協力し、土地に根ざして生きる世界(「富の追求」から「豊かさの追求」への転換;身体性(健康)を回復させる知恵 ほか)
終章 3つの世界の先に、意識の次元を見つめる(新しい対立~身体主義VS意識主義~;2040年までのメイントレンド ほか)

著者等紹介

山口揚平[ヤマグチヨウヘイ]
思想家・投資家。1999年より大手外資系コンサルティング会社でM&Aに従事し、カネボウやダイエーなどの企業再生に携わったあと、独立・起業。企業の実態を可視化するサイト「Valuation Matrix」を運営し、証券会社や個人投資家に情報を提供する。2010年に同事業を売却したが、のちに再興。クリスピー・クリーム・ドーナツの日本参入、ECプラットフォームの立ち上げ(のちにDeNA社が買収)、宇宙開発(ispace社:東証グロース上場)・ロボティクス・ブロックチェーン・AIなどへ事業創造投資を行うブルー・マーリン・パートナーズ株式会社代表取締役。その他、劇団、海外ビジネス研修プログラム事業等、複数の事業、会社を運営するかたわら、執筆、講演活動を行っている。専門は貨幣論、情報化社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ta_chanko

24
地上20mはシェアリズム(共和主義)の社会。関係性や身体性、時間や信頼が重視される世界。地上200mはキャピタリズム(資本主義)社会。社会性と通貨・資産・仕事が重視される世界。地上200kmはヴァーチャリズム(仮想現実)社会。メタバース・暗号技術・AI、影響力・フォロワーが重視される世界。自身の軸をどこかに置きつつ、これら3つの世界を縦断して生きることが賢明。さらに意識の次元を4次元から5次元(世界を肯定)、6次元(世界を選択)、7次元(自然や宇宙と一体化)して生きることが究極の目標。2024/06/10

baboocon

17
山口揚平さんは社会人になりたての頃に投資の入門書を読んで知ったのを憶えている。本書は現在から21世紀末までの世界・経済社会の変動を予測した一冊。3つの世界というのは地域社会、資本主義社会、仮想現実社会のことで、ふーんそうだねという感じだが、お金や富、価値の観点から改めてこれらの概念が変わっていきつつあると説明されると確かに…とうなずいてしまう。自分はこれからの社会でどのようにあるべきか考えさせられる1冊。2024/04/07

templecity

11
現在では、昭和の考えでは生きていけない。所得格差は確実に広がっている。分厚い中間層というのは存在しない。 2024/06/23

LPC_コニ

6
自ら『思想家』と名乗るだけあって、イマジネーションが優れた人。考えを整理する切り口も面白い。ただ、ところどころ根拠がアヤシイ箇所がある。『それホント?!』と言いたくなるが、主観的に想像したこと、思考したことを自由に主張していると捉えるなら構わないのだろう。思考実験の本かと。2024/05/03

らる

5
3つの世界=キャピタリズム、ヴァーチャリズム、シェアリズム。それぞれ違う”財布”が必要/免疫力を上げる最高の方法はご機嫌に過ごすこと。働くことは人生のすべてではない/年収とその仕事の社会的価値は比例していない。エッセンシャルワーカーは価値に見合った報酬を得ていない/貢献>搾取である限り、生きていける/私たちは土から離れて生きていけない/子供は家族でなくコミュニティで育てるのが正解/2024/04/27

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